【訪日外国人誘致&観光立国&東京五輪】 もっと世界の東京へ。アジアを代表するカッコイイ世界都市に!

2020年東京五輪の目抜き通り「新虎通り」交差点にある株式会社室町屋の代表が、16年に及ぶ「広報・PR」の仕事や若い頃暮らしたカナダで培った知識や体験を元に、東京五輪に向けた観光PR、訪日外国人観光客招致、景観論、社会論などを提案します。趣味の作詞も発表しています!

都市計画・美観&景観

Airbnbから、冬季五輪開催地、ノルウェイ・ホルメンコーレン・ジャンプ競技場のトップに泊まることができる凄いプロジェクト!

ご存知、宿泊者先を探す旅行者(ゲスト)と空部屋を貸したい人(ホスト)をつなぎ、快適な宿を提供するAirbnbですが、今度はスキージャンプ・ワールドカップ、冬季五輪開催地として知られ、世界中からスキージャンプの精鋭が集う聖地である、ノルウェイ・ホ…

通りに名前を作れば、地域の活性化・経済の起爆剤にもなり、愛着も増すのでは?

日本では地番→番地制を取っているため、外国で見るような、個々の家にハウス番号があって、それぞれの通りに名前がありません。ハウス番号制の場合、どんな小さな生活道路(ストリート・アベニュー・ブルーバード・クレッセントなど)でも名前が付いており、…

街灯一つで街並みや景観が変わる。雰囲気のある街づくりへ。(これもCool Japanへの一歩に)

「街路樹や街灯が街のブランド価値を決める」といっても過言ではありません。ということを何度も本ブログにて強調しておりますが、今回もその内容です。 先日犬の散歩で日比谷公園(図書館)脇を通りました。その際に「おっ、いいな」と思った景色を発見しま…

高速道路の車線が少ない日本。片道4車線もある外国の都市圏。

【短い記事となります。】今の東京で、もし戦後~高度成長時代に戻れるなら…一つだけ後悔できるならば…。私はその一つに、高速道路を挙げたいと思います。ご存知の通り、日本の高速道路は車線が片道2~3本しかありません。これでは渋滞慢性化は避けられず、…

猛暑が予想される「2020年東京五輪」、緑豊かな街路樹の育成で、日陰作りと景観整備の対策を!(Part2)

(Part1の続き) 貧弱な街路樹と、緑の豊かさに対する理解が乏しい東京ですが、外国の都市を見てみたいと思います。下記の写真は、私が若い頃暮らしたカナダ・トロント市の「普通」の住宅街の写真です。街路樹の豊かさと共に、夏には緑が天井を覆い尽くす感…

日本も、デザイン性の軽視から、デザイン性重視へと変化させていく時代に差し掛かっているのではないか。

オランダでは、公共の建物に関して、建築費の5%程をアート作品やデザインに充てなければならないというルールがあるそうです。新しいデザイナーがどんどん育って行くような土壌が整っています。 ■例えばこれは図書館内…新しいコンセプトデザインに真のクール…

米旅行情報誌の「2014年の世界の人気観光地ランキング」で、京都が堂々の一位に!(CNNが情報配信)

米旅行情報誌「トラベル+レジャー」の読者が選ぶ2014年の人気観光地ランキングで、京都がタイの首都バンコクを抑えて「世界最高の都市」の首位に立ちました。CNNが大々的にこのニュースを大きく取り上げています。 ■CNN日本語版 http://www.cnn.co.jp/trave…

銀座通りのブランディングについて思うこと。(&日産ギャラリー解体作業を覆う壁にアートを!)

ご存知の方も多いと思いますが、現在の銀座通りは、残念なことに今までで一番つまらない状態です。まず松坂屋は工事、日産ギャラリーも伊東屋も工事、カルティエのビル、明治屋ビルも工事…閉店でシャッターを閉じた路面店や、解体を待つ中小ビルも多く、シャ…

日本の一般的なマンションの住居環境 (Quality of Life) を向上させるための3つの改革 (不動産販売会社へ提案)

世界の多くの人が「日本の家はウサギ小屋」と未だに思っています。また実際に日本に住む外国人からも同じような意見を聞きます。(半ばあきらめ気味に)狭くてもグローバルな視点を取り入れて、住居環境のインフラ(Quality of Life) を良くしていくことは可…

世界の住みやすい都市ランキング・2位に東京が登場!京都と福岡もランク入り!(英語圏雑誌・MONOCLE・モノクル)

英語圏の情報雑誌MONOCLE(昔日本にもあったエスクワイアのような情報誌です)が選ぶ「世界で住みやすい都市」ランキングで、何と東京が第二位に選ばれました。因みに9位に京都、10位に福岡も入りました。 1位:コペンハーゲン(デンマーク) 2位:東京(ア…

≪山中湖村の道路標識はブラウン系に統一≫ → 自然と調和、山中湖のブランド価値を押し上げている。

世界遺産になった富士山の麓。昭和の熱海的な街並みが多い河口湖に比べて、山中湖の方はグッと成熟した高原の雰囲気を味わえ、別荘地としての雰囲気が味わえる山中湖畔の街並みの方が個人的には好きです。 その山中湖。エリア表示の看板の色彩が、良く見ると…

JR東日本・品川田町間の新駅誕生と、国際戦略特区について(新駅名はいかに?)

山手線・京浜東北線の品川田町間に新駅が正式決定しました。位置は品川駅の北側の莫大な土地。ちょうど品川バスターミナル付近・泉岳寺・伊皿子坂の下辺りまでとなります。山手線と京浜東北線の線路も移設されるようで、新駅のコンコースは下記のような雰囲…

街並みが良くなれば、暮らすのが楽しい+想像力も向上=日本の活力が増す。(五反田駅前・旧ソニー通りを例に)

よくある日本の灰色な風景…ここは五反田駅前の旧ソニー通り(八ツ山通り)です。どこにでもある日本の景色… お世辞にも美しさとは程遠いこの日常の景観。このような雑多な街並みをどう調理すれば街が生き返るか、しかもコストをあまりかけずに。そんなことを…

東京駅にある外国人用路線案内のコスパを良くする [簡単な改善]

多くの外国人観光客が、成田エキスプレスに乗って東京駅の降り立ちます。そしてほぼ全員が通る場所が、地下からコンコースに出るエスカレーター。上った所にはJRの首都圏路線図。多くの人たちが、自分たちが乗り換える電車を確認しています。私が観察してい…

【Part2:街路樹都市ブランディング】街路樹の豊かさを甘受できていない日本の都市環境

(続編)さて、この雑多が普通になってしまっている景観をどう活性化させ、調理しったらよいのかを考えてみたいと思います。(下記は五反田の旧ソニー通り) まずは海外の事例を見てみましょう。下記は上海の衝山路近辺です。ご存知の通り、上海はプラタナス…

【Part1:街路樹都市ブランディング】街路樹の豊かさを甘受できていない日本の都市環境

日本の街並みに足りないもの、その一つに街路樹の少なさが上げられると思います。都市の目抜き通りには多く街路樹が見られますが、枝の剪定が激しく、毎年やってくる夏の暑さの中において日陰という恩恵を与っていません。そして住宅街になると、田園調布や…

【景観論】日本の住宅地の見た目を、コストをかけずに美しく変えてしまう方法。(ブロック塀の景観を変える)

東京中、日本中に溢れかえっているブロック塀。どこの住宅街を歩いても、汚れて無機質なブロック塀ばかり。この存在が、東京を見苦しくさせていますね。そして地震が発生した際の凶器にもなっています。しかも、ブロックをペイントしたり、外側を別素材で包…

灯台下暗し。訪日外国人観光客が必ず立ち寄る観光地「お台場」の劣化と放置。

今日さくらさん(保護犬)のお散歩で、お台場に遊びに行きました。 お台場といえば、今から約18年前にアクアシティ―ができたとき、それはもう大騒ぎでした。東京なのに砂浜があって、レインボーブリッジがきれいで…、シドニーとかの街を彷彿させるような水辺…

外国のように、街路樹のある住宅街がもっと増えるといいですね。(旧洗足田園都市)

東京は、世界的にも街路樹が少ない都市の一つだと思います。海外に良くあるのは、夏になると町を葉っぱで覆いつくすような大きな街路樹。たくさんの日陰を作ってくれ、人々に潤いを与えてくれます。また車と人の間を遮る役割も。 日本だと、大きな幹線道路に…

大崎駅・短絡線計画の現状(その1)

地元なので、大崎の短絡線計画の現状を見ておきたいと、散歩がてら状況を視察してきました。 東京副都心として位置づけられている大崎から五反田、御殿山にかけての一帯は今、東も西も高層ビルがニョキニョキと建ち、以前の工場街の風情はいずこ、新宿副都心…

高輪に建つ明治からの洋館がもうすぐ解体。最後の記念に数枚。

犬のさくらと週末に歩く散歩道。 高輪の、東禅寺の近く、ちょっとした森がある住宅街の中に、気になる洋館があります。明治時代、徳川最後の将軍、徳川慶喜の侍医(奥医師)で三井家にも出入りしていた木村春東氏が社交場として自ら設計した歴史的洋館なのだ…