灯台下暗し。訪日外国人観光客が必ず立ち寄る観光地「お台場」の劣化と放置。
今日さくらさん(保護犬)のお散歩で、お台場に遊びに行きました。
お台場といえば、今から約18年前にアクアシティ―ができたとき、それはもう大騒ぎでした。東京なのに砂浜があって、レインボーブリッジがきれいで…、シドニーとかの街を彷彿させるような水辺のアーバンリゾート…そんな期待感に胸を弾ませたものです。
それからバブル崩壊の波を受けての開発中断、放置状態、新たなる再開発…色々な試行錯誤がなされ、今日のお台場は、ビッグサイトとともに、ダイバーシティーといった「箱もの観光地」として君臨することとなりました。特にアジアを中心とした外国人観光客を多く目にします。
彼らにとって象徴となる観光スポットが、現在は昭和の残像になりつつある(失礼)アクアシティ―の先にある景観スポット。そう、自由の女神(苦笑)の先にある水辺エリアです。東京の陸側をレインボーブリッジの先に見渡す、お台場のハイライトとも呼べる場所、一応東京を代表する観光スポットです。
それがこれ。。。
あれ? 小道は舗装されず。。。ぐちゃぐちゃ。。。
案内板は風化し、もはや案内板ではなくなっています。
床はこの通り。震災直後のまま時が止まっています。けが人が出ないことを祈ります。
手すりは錆びつき。。。(予算がなくて、ペンキが塗れないのでしょうか)
路肩と塗装もメンテナンスされず。。。
オリンピック候補地が泣いています。。。
Tokyoの短所は、新しいものは大すきだけど、きちんとメンテナンスをしない所だと思います。(震災にも負けなかった大正や昭和初期に建てられた名建築が殆ど壊されてしまったことも同様。)こういうのって、ファーストクラスで出張行く予算があるのであればできると思うのですが。。。オリンピック誘致活動に勤しみ、観光に力を入れ始めた東京が情けなくなっちゃいます。
芝刈りも放置状態だし。。。
何だか昭和のまま時代が止まっているようなお台場でした。まあ、それも味わいがあったりするのだけれど。でも国際都市として成長させていくには、それじゃあダメなんです。
ちなみに写真の「会場バスのりば」は、英語でも表記すればいいのにね。
観光地なんだから! これが日本を代表する観光都市のお寒い現実。
猪瀬知事に教えてあげたい。。。
追記:
東京オリンピックに向けて、これから動き出す予感がします。
まずは都知事が誰になるか…ですが。(2014年1月2日追記)