【訪日外国人誘致&観光立国&東京五輪】 もっと世界の東京へ。アジアを代表するカッコイイ世界都市に!

2020年東京五輪の目抜き通り「新虎通り」交差点にある株式会社室町屋の代表が、16年に及ぶ「広報・PR」の仕事や若い頃暮らしたカナダで培った知識や体験を元に、東京五輪に向けた観光PR、訪日外国人観光客招致、景観論、社会論などを提案します。趣味の作詞も発表しています!

日本のFMラジオにおける音楽軽視・会話重視の姿勢はどうにかならないものか。(音楽を沢山流してくれる海外のFMの方がいい!)

日本における不満の一つにFMラジオの質の問題があります。仕事柄一日中机の上で没頭することがあるためラジオはよく聞きます。ずっと思っているのは、FMラジオの放送局・ステーション数が少ないばかりか、どの番組もとにかく無駄な話が多くて長くて、音楽をじっくり聞けくことができないこと。

 

北米や欧州にいくと顕著ですが、海外の多くの国や地域では、FMというと基本音楽専門。しかもロック、ジャズ、クラシック、オールディーズ、音楽以外ではニュース専門局など、曲の種類によって色々な専門FM局に分かれています。曲が途中で途切れることなく最後までじっくり聞かせてくれて、たま~にある会話シーンはあくまでも音楽を添えるための縁の下のエッセンス。

 

日本の殆どのFMでは、話すことに比重を置き過ぎで、せっかくよい音楽だな~と思ってもかなりの割合で途中で途切れます。しかも話をじっくり聞いていれば、企業のステマPRだったりして(談)。しかも、日本ではDJ・出演者・タレントさんたちの恋愛観だとか、お洒落なレストラン(なぜかたいてい「中目黒」近辺だったりするのはナゼ? 談)で食事したとか、季節イベント自慢話とか、身近な家族話とか、どうでもよい個人の生活話が多すぎです。しかもすぐ他人の年齢を尋ねたり、自分はもうオジサンだから・オバサンだからといった自虐的な会話をし始めたり、挙句の果てには他人のプライベートな部分にまで踏み込んでいくような場面もチラホラ。(年齢と自虐は、社交辞令ではあるのですが、日本人の会話における良くない面の一つだと思います。)CMも、聞いていてムッとしてしまう内容の広告が増殖しすぎです。結局NHK FMInter FMが一番落ち着くのですが、NHKの方は公共放送がゆえ内容が多岐にわたっており、興味のない内容もあり四六時中聞ける訳ではありません。

 

なんで話を聞いているだけでイライラしてしまうのか。そして中々ミュージックを流しません。結果どうでもいい個人の話が多すぎで、聞いている私がイライラしてしまうことが多々あるため、最近は専らインターネットラジオ専門となってしまいました。ネットラジオだと、好きな音楽をメインに聞くことができ、仕事もはかどります。

 

会話重視であればAMを聞きます。なのでFMとAMの区分けはしっかりしてほしいものです。しかもFM自体が、音楽文化を拒否してしまっている…。くだらない番組が多すぎてTVを見なくなっている人が増えていますが、FMラジオしかりです。しかも日本語の使い方や発音(イントネーション)があきらかにおかしい人や鼻につくような日本語をしゃべる人が増殖していて、聞いていて「?」になることも多いです。(方言とかNon nativeな外国の方の日本語では決してありません。)

 

ネットラジオですが、最近のおすすめアプリは、Radio Cloudです。北米や欧州を中心とした世界各国のFMラジオが聞けます。海外のFMを聴くアプリは沢山ありますが、50局以上を聴くことができ、チューニングも必要がないアプリというのは中々ありません。アプリを起動すると、各ラジオ局のアイコンが地球儀の形に並んでいます。音楽を流してくれるラジオ局ばかりなので作業用BGMにもバッチリです。

 

私は仕事のお共に、カナダのクラシックやジャズ専門のFM局、サンフランシスコのソフトロックの専門局、米国南部のカントリー専門局などを聞いています。現在時点ではitunesでの購買となります。無料版で十分ですので、興味のある方は試してみてください!

https://itunes.apple.com/jp/app/radio-cloud-lite/id561050216?mt=8

有料版(100円)を購入すると曲名とアーティスト名も教えてくれるみたいですが、無料版でも十分楽しめますよ。

https://itunes.apple.com/jp/app/radio-cloud/id529748961?mt=8

 

≪追伸≫

因みに、日本のFMラジオ局は大きくなりすぎてしまっているのかなとも思います。立派なオフィスを構え、社員を抱え過ぎているために、収益のため広告に力を入れざるを得ない。そのためにはタレントなどの会話を取り入れ、派手にプロモーションを仕掛ける…この循環。私が知っているカナダトロントにある大手ラジオ局は本当に小さな所帯。オフィスも街道沿いにある雑居ビルの中で、あれっ?といった感じです。でも、そのスリムさだから音楽を流し続けられるのかもしれません。もちろん車社会のカナダですし、ミュージックを聞く文化や需要(トレンド曲のみにならず、どんな分野のミュージックにおいても)、その裾野が老若男女において幅広く存在していることも根底にはありますが…。