≪山中湖村の道路標識はブラウン系に統一≫ → 自然と調和、山中湖のブランド価値を押し上げている。
世界遺産になった富士山の麓。昭和の熱海的な街並みが多い河口湖に比べて、山中湖の方はグッと成熟した高原の雰囲気を味わえ、別荘地としての雰囲気が味わえる山中湖畔の街並みの方が個人的には好きです。
その山中湖。エリア表示の看板の色彩が、良く見るとブラウン調に統一されていました。いいですね!周囲の閑静な環境と調和して、どぎつくない。しかも、車を運転していてもとても見やすいのです。(視聴覚的に)色彩が落ち着いているために、自然とも調和し、精神的にも落ち着きを見出すことがでる。山中湖村というブランド価値を向上させるのにも一役買っています。印象がとてもよいです!このような色彩感覚、全国にも増えて行ったらと思います。
しいて言えば、信号機のポールもブラウンもしくは深緑にしてほしいなとは思いますが、まあこれは合格点の範疇でしょう。
日本各地の観光地や避暑地は、未だ昭和の完成から抜け出すことのできない地区が多く存在します。日本は、世界的な観光地区になるにはまだまだ多くの難題があります。美観や街並み整備(その芸術的・文化的な感性を含む)はその中の大きな課題。
観光立国という言葉が出てきてからまだ日が浅いのもありますが、今後世界から観光客人が集まってくるような日本にしていくためにも、個々の一方的な主張や自己満足的な建物や看板、行政のやっつけ仕事ではない、調和のとれた色彩・美的感覚や感性が重要になっていくのではないかと期待しているところです。本ブログでも訴えてまいりたいと思います。