【訪日外国人対応】通勤電車、弱冷房車の説明表示にも英語併記を!(京急の例から)
通勤電車。大抵の弱冷房車は、そのことを示す表示は日本語のみです。特に都市圏では、外国からの観光客やビジネス客も多いことから、少なくても英語表示が必要ではと思っています。
日本人にはお馴染みのこの表示ですが、日本語が分からない外国人(非漢字圏)には何のことかさっぱり分かりません。
「この電車、暑すぎるー!」、「日本はどこに行っても暑いっ!」と言いながら電車に乗っている外国人を何度見たことか。(白人系は暑がりの方が多いのです。)もちろんその逆もあるでしょう。それだけで「日本は電車の中も暑い」なんてイメージになってしまうとしたら勿体ないことです。節電に関しての説明も、英語での能書きも必要かと思います。
という課題を出したのは、弱冷房車があるのは日本ならではの事象だからです。
英語表示があるだけで「弱冷房車」に関する説明責任は果たしていることになるので、暑がりであろうと、冷え性であろうと、そこに乗るかは自己責任。コストもかからないので、次回シールを製作する際にはぜひ英語も併記で。
と考えていたら、羽田国際化で集客がぐんと増えた京急(京浜急行)さんが先駆者となってやってくれていました!
何と、日本語、英語、中国語、ハングルの4ヶ国語表示です。素晴らしき、国際都市東京!ただ、日本語と英語でも十二分です。しいて言えば、「Moderate Air Conditioning Car」として最後に「Car」を付けてほしかったです。これだとどの車両でも「Moderate Air Conditioning」と思われてしまうかもしれません。
これ、ぜひJRや他の私鉄、地下鉄でもやってほしいです。お金はかからないのですから。日本のイメージ向上にもつながりますね。