【訪日外国人誘致&観光立国&東京五輪】 もっと世界の東京へ。アジアを代表するカッコイイ世界都市に!

2020年東京五輪の目抜き通り「新虎通り」交差点にある株式会社室町屋の代表が、16年に及ぶ「広報・PR」の仕事や若い頃暮らしたカナダで培った知識や体験を元に、東京五輪に向けた観光PR、訪日外国人観光客招致、景観論、社会論などを提案します。趣味の作詞も発表しています!

訪日外国人には、成田空港駅の電光案内掲示板が日本語中心で理解できない、という事実。

 

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始めての日本。成田空港に着いて電車で都心に向かう人は沢山います。地下の成田空港駅コンコースにたどり着いてそこで目にする電光掲示板。行き先、時刻等が詳細に標示されています。実はこれ、日本語が分からない外国人にとっては非常にハードルが高いものなのです。

 

まずJRと京成の違いが分からない。そしてそれらの電光掲示板には日本語表示と英語表示の2バージョンが交互で案内されます。しかし、日本語の表示が80%だとすると、英語表示が残りの20%。これが中々英語表示画面にならないんです。ずっと日本語表示のまま。英語表示になったと思ったら、読み終わる前にすぐ日本語版に戻っちゃう。で、またず~っと日本語表示のままに。

 

私 も日本人として見れば普段それには気づきませんが、日本語が分からない人の目で見れば、これはあまりにも不親切。外国人観光客の方が心配そうにずっと見つ めているのですが、ずっと日本語のまま。異国での不安とストレスが高まります。中にはもういいやっと思って窓口に。観察しているとそういう人をよく見かけます。

 

せめて日本語と英語の割合を、80/20から50/50、もしくは60/40位の間隔へ持っていけないでしょうか、これは東京駅・新宿渋谷などターミナル駅でもいうことができます。

 

できれば、日本語・英語順番表示ではなくて、日本語のフォントの下に英語も併記させる方法の方がユーザーフレンドリーかもしれません。それか、英語表記バージョンも併設することも一つのアイディアですね。

 

こういった点も親切にしてあげることで、日本に対する印象はかなり変わります。これも観光立国を掲げる国だったら当然のこと。しかも、国際都市という看板を掲げるのだったらなおさらのことです。少しずつでも、親切になっていくとよいなと思っています。