【訪日外国人誘致&観光立国&東京五輪】 もっと世界の東京へ。アジアを代表するカッコイイ世界都市に!

2020年東京五輪の目抜き通り「新虎通り」交差点にある株式会社室町屋の代表が、16年に及ぶ「広報・PR」の仕事や若い頃暮らしたカナダで培った知識や体験を元に、東京五輪に向けた観光PR、訪日外国人観光客招致、景観論、社会論などを提案します。趣味の作詞も発表しています!

駅名の英語表記についての一考(国会議事堂前駅の例から)

下記は東京メトロ千代田線の国会議事堂前の駅名表示です。

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英語での駅名は「Kokkaigi Jidomae」これだけだと良く日本にある光景ですが、この駅の場合、下部に補足「National Diet Building」と、英語の意味もきちんと記載しています。この手法、日本に合うやり方でとてもよい事例だと思います。

アジア各国に行くと、英語名は別表記になっている例が多く見受けらえます。例えば現地の言葉ではなく日本語に例えて言うと、「国立美術館」という駅名であれば「Kokuritsu Bijutukan」ではなく、「National Museum」、「人民広場」という駅名であれば「Jinmin Hiroba」ではなく、「People's Square」というふうに。

日本の場合は、日本語固有の名称でなければ、複雑な路線と駅名・英語が普及していない社会のため、英語と日本語の発音に齟齬がありすぎると混同されてしまう恐れもあります。なのであえて駅名は日本語の直訳になっているのだと思います。

しかし日本語以外の人にとっては、「代々木公園」が「Yoyogi Park」ではなく「Yoyogikoen」では意味が全く分からず難しい。そこでこの「国会議事堂前駅」のような手法は一石二鳥となり、日本語・英語両方にとって分かりやすい表記となるかと思うのです。

このような事例は、これから五輪を迎えるにあたって大変有効になっていくかと思います。

追伸:最近気になるのは山手線の車内放送(英語版)です。大崎駅手前での乗り換え案内で、臨海高速鉄道りんかい線をそのまま英語で「Rinkaikosokutetudo Rinkai Line」と伝えています。これ、長すぎて理解不能です。会社名は入らないで「Rinkai Line」のみの方がよいかと思うのですが…、色々会社間での利害関係諸々により許されないのでしょうかね。。。