【訪日外国人誘致&観光立国&東京五輪】 もっと世界の東京へ。アジアを代表するカッコイイ世界都市に!

2020年東京五輪の目抜き通り「新虎通り」交差点にある株式会社室町屋の代表が、16年に及ぶ「広報・PR」の仕事や若い頃暮らしたカナダで培った知識や体験を元に、東京五輪に向けた観光PR、訪日外国人観光客招致、景観論、社会論などを提案します。趣味の作詞も発表しています!

訪日外国人観光客が感じる、日本での切実な問題…(お金の引き出し)

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今日は春節。多くのアジア系の観光客が日本へ来日しています。本土系中国人の方のの多くはツアーで集団で行動するのと、銀聯カードを持っているのであまりお金にまつわる問題はないかと思いますが、他の外国人の方たち(他のアジア系、北米、ヨーロッパ、オセアニアなど)、特に個人旅行客の人たちにとっては切実な問題が一つあります。

それは、お金の引き出し。

持っている自国のキャッシュカード(国際対応)、もしくはクレジットカード(国際対応)を使ってお金を引き出すことができないことです。日本ではCIRUS・Maestroなどに対応しているATMが少ないため、「日本円のキャッシュがない!」と、街中や銀行内で右往左往している方を多く見かけます。

多くの方はメインのクレジットカードを持ち、クレジットカードが使えないようなもの(切符・食品・カフェ・ちょっとしたサービスや物品)に対してはキャッシュを一万円~数万円ずつ引き出しながらお金を使うという方法が一般的だと思います。(昔懐かしいトラベラーズチェックを利用している方はもう少数派になってしまいましたね。)

そして殆どの方は近くで見つけた銀行へ日本円のキャッシュを引き出そうと出向き、ATMで立ち止まってしまっています。そして結局お金をおろせずに、路頭に迷ってしまっているのです。

そういった中で、セブンイレブンは国際対応をしている殆どのキャッシュカード・クレジットカードに対応しており、非常に優秀と言えます。この広告は秋葉原駅構内の広告ですが、とても分かりやすいですね。今日は原宿駅に行きましたが、この広告でジャックされていました(談)。さすが世界の観光地、原宿!

日本でも、もっと国際対応をしたATMが広がって行くことを切に願うばかりです。そして、多くの外国人観光客が使用するクレジットカードとキャッシュ引きだしとのバランスをもっと考慮していけば、インバウンドに向けた様ざまな対策・対応、そして色々なビジネスチャンスが生まれて来そうです。