東京駅にある外国人用路線案内のコスパを良くする [簡単な改善]
多くの外国人観光客が、成田エキスプレスに乗って東京駅の降り立ちます。そしてほぼ全員が通る場所が、地下からコンコースに出るエスカレーター。上った所にはJRの首都圏路線図。多くの人たちが、自分たちが乗り換える電車を確認しています。私が観察していた10分間だけでも、何十人という日本語のわからない外国人観光客が見入っていました。
ここに、日本に来た外国人観光客にとってアンフレンドリーな点が2点ありますので、JR東日本並びに東京駅への改善願いも含め、ここで記事として報告したいと思います。(恐らく職員の方は気付いていないと思いますので。)
≪まずこれがその路線案内図≫
①英語併記:
よく見てみると、「Information・JR Metropolitan Railways System」としっかり英語で明記されているのにも関わらず路線図に英語が部分的にしか併記されていません。例えば、電車の種類や主要ターミナルである新宿駅は英語でも(とても小さく)書かれていますが、吉祥寺駅・中野駅・桜木町駅・舞浜駅は日本語のみです。外国人が利用するであろう主要駅(特に中心部)のみを抽出しているのかとは思いますが、昨今は事情が変わってきていますので、できれば全駅に英語を併記してほしいと思います。(日本語が縦の場合は英語も縦書きでよいので)
②路線案内機の場所:
その路線図の横にこのような機械が置いてあります。殆どの人たちはその存在に気付きません。なぜならば、エスカレーターの登った先の路線図からの視界には隠れてしまっているため。実はこれ、日本語の他に、英語・中国語・韓国語で行きたい所を案内してもらえるとっても高機能で便利な案内機。中国語は簡体字と繁体字まで対応してます。しかも防犯機能まで付いています。(通常は青色に点灯されています)
この機械を、エスカレーターを登りつめた所から見て対称になるように前向き(現状は横向き)に置き換えるだけで、外国人観光客はその路線案内の存在に気付くと思われます。故に、この高そうな案内機の利用者が増え、投資したコスパも良くなるはずです。(同じ路線案内図が有人の案内所の横にも設置されていますが、そちらは問題ありませんでした。)
東京駅は日本の最も重要な中心ターミナル。日本語の分からない外国人も大勢います。これらはとっても小さな改善ですが、効果は確かだと思います。JR東日本さん、東京駅さん、ぜひご検討くださいませ!
追伸:JR東日本(東京駅)が改善策を施して下さいました!(ご報告)
http://tokyo-creator.hatenablog.com/entry/2014/06/16/184721