【訪日外国人誘致&観光立国&東京五輪】 もっと世界の東京へ。アジアを代表するカッコイイ世界都市に!

2020年東京五輪の目抜き通り「新虎通り」交差点にある株式会社室町屋の代表が、16年に及ぶ「広報・PR」の仕事や若い頃暮らしたカナダで培った知識や体験を元に、東京五輪に向けた観光PR、訪日外国人観光客招致、景観論、社会論などを提案します。趣味の作詞も発表しています!

読者書き込み形式の政府公認「JAPAN情報発信サイト」多言語版で、海外に向けて街情報を積極的に発信!

海外の方向けの、日本に関する情報サイトは沢山あります。また各地域行政や商工会議所として作成しているサイトも多くあります。しかしながら大部分は英語力が貧弱で発信力として欠けるものだったり、日本語サイトの方は詳細に記載されているのに、多言語表示になると途端に情報が少なくなってしまうといった傾向が見受けられます。

また、歴史的な名所や庭園などに関しては詳しく情報が記載されているですが、街の情報となると殆ど無きに等しくなってしまいます。

私たちが普段接している等身大のライフスタイル情報、例えばTVの情報番組、HANAKOや女性誌・男性誌などのライフスタイル誌などに出ている内容は、日本語が分からない外国人にとって知ることができないのです。

例えば「アメリカで有名なカップケーキ専門店『マグノリアベーカリー』が表参道にオープン」といった情報は、アジア系の観光客にとっても興味があります。しかも遠いアメリカではなく、近隣の日本に行けばそのカップケーキが購入できるとなれば、それは非常に有益な情報となります。また今年の夏はかき氷がブームで多種多様なかき氷を提供するお店が増えています。でも、どこにいけば食べられるのか、またどうやって行くのか、日本人(または日本語が分かる人)にとっては容易い情報でも、訪日外国人にとっては非常にハードルの高い情報になってしまうのです。

さらに、浅草・銀座・新宿は網羅されていても自由が丘・下北沢・吉祥寺の情報はもちろんなく、「目黒通りのカフェ併設のお洒落な家具屋さんが多い」・「甘酒横町にある和菓子屋さん」・「自然たっぷりの駒沢公園でリフレッシュ」「清澄白河にブルーボトルコーヒーが開業予定」・「下町蒲田にある有名なとんかつ専門店」などという情報は「もちろん」存在しません。こんな所にも、日本の文化的な情報発信の脆弱さ、そして情報発信の「もったいなさ」が潜んでいます。

また、地方ごと(都道府県ごと)に情報が分散しすぎているのも、実は情報力としてマイナスに作用してしまっています。なぜならば、多くの訪日外国人にとっては、関東も関西も、能登半島も九州も詳しく把握、または分別することができず、地方ごとに細かく情報が分かれ過ぎてしまっていることによって、知識が分断されてしまうからです。

ここで参考になるのが、韓国のソウルナビです。この観光サイトは読者主導型で、会員登録すれば、だれでも体験談を写真つきで、ブログのように情報発信することが可能です。実際このサイトには、「ソウルの山間部に位置する、高級住宅街の中にある夜景が綺麗な隠れ家カフェ」などといったニッチな情報まで記載されており、そこに至るまでの道のりやついでの街探検(高級住宅街ウォッチング)、カフェのメニューやオーナーとのツーショットなどまで様々な形でアップされています。

 

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この手法であれば、更新で滞ったりすることもなく、管理さえきちんとすれば、コンテンツは無限大に広がって行き、旅行を中心に、衣食住・サブカルチャーなど、殆どのカルチャーを網羅するフラッグシップ情報発信サイトになっていくかと思われます。しかもGoogleマップ連動型なので、コピーしたり、wifiで随時ブラウジング・執筆したり、読者も自由自在に情報を管理・発信することができますし、執筆者のお勧めやプロフィールの他に、役立ったいいね!サインなど、色々と良い方向に発展していくかと思います。

私の提案は、これを基本日本全国版とし、その中で地域別(九州・北海道・関東・関西・東北・西日本など都道府県)に自然に分けていくことです。もしかすると内容がごっちゃになることもあるかもしれませんが、それも想定範囲内で。そうすれば、包括的に日本の事を同じサイト内で知ることができますし、何よりも分かりやすいです。そして観光庁の公認を受けた後、英語・中国語(繁体字簡体字)・韓国語(+フランス語かスペイン語のいずれか)の多言語表示に施し、各言語別に様々な情報が読者によって数多くアップされていくことを促します。(もちろん各言語別に情報の内容は変わります。)

同時に、サイト運営者からの観光情報も提供することによって、サイトコンテンツの精度はグーンとアップしていきます。日本の旅の魅力・文化コンテンツを思う存分サイトから堪能・活用してもらうために、十二分な情報サイトになるかと思います。

会員読者からの情報発信を促すことによって、情報力に差をつけ、PV(UU含む)を上げ、また効率的に広告収入も目指すことによって(観光庁の力も借りつつ)、日本の埋もれている貴重な情報を、積極的に海外に発信していくことが可能となるのではないでしょうか。

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