【訪日外国人誘致&観光立国&東京五輪】 もっと世界の東京へ。アジアを代表するカッコイイ世界都市に!

2020年東京五輪の目抜き通り「新虎通り」交差点にある株式会社室町屋の代表が、16年に及ぶ「広報・PR」の仕事や若い頃暮らしたカナダで培った知識や体験を元に、東京五輪に向けた観光PR、訪日外国人観光客招致、景観論、社会論などを提案します。趣味の作詞も発表しています!

猛暑が予想される「2020年東京五輪」、緑豊かな街路樹の育成で、日陰作りと景観整備の対策を!(Part1)

2020年の東京五輪では猛暑と高い湿度が予想されており、各種メディアからも訪日外国人などが熱中症にかかってしまうなど、様々な心配が出始めています。

2020年東京オリンピックにむけて環境省が「暑さ」対策、環境配慮を促進する4つの取組み | トラベルボイス(公式)

そのため、会場付近にミストを噴射させたり(六本木ヒルズのような感じでしょうか)、アスファルトに日光が極度に反射させないような工夫を施したり、多言語で熱中症対策への冊子を作製したり…色々な対策が検討されていますが、コレだっというような対策は今の所ないようです。

そこで一つ提案があります。それはグリーンでコンクリート地獄の都市を埋め尽くすこと。その主なる対策が「街路樹」。並木道の整備です。

私が舛添都知事や環境省の方たちにお伝えたいのは、東京をもっと街路樹で埋め尽くすこと、そしてその素晴らしさを都民へいかに伝えて行くかです。

例えばこの写真をご覧ください。これは中央区台東区の境、秋葉原近辺の街路樹です。木が泣いています。この猛暑の中、これでは人間も木陰に入ることもできず、熱射で干からびてしまう様相です。なぜ真夏にこのような状態になってしまうように剪定するのでしょうか。34度にもなる真夏のこの歩道を、「暑い暑い」と言いながら歩く都民は何だか滑稽ですらあります。明らかに街に潤いがありません。

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こちらの写真は、品川区にある横須賀線西大井駅前。こちらも全く同じ状況です。これでは街路樹とは言えません。せっかくの恩恵(木陰)に与れないばかりか、都市景観も悪くしており、何だか街並みが小汚く見えてしまいます。まだまだ日本は精神的に貧しいなあ、と思わざるを得ない景色です。

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ただ、このような場面ばかりが東京ではありません。少なからずではありますが、都内にも海外の都市に負けないような緑豊かなエリアがあります。今回のPart1では、その一つをご紹介します。

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港区の神谷町界隈です。連日猛暑の中、これら街路樹が齎してくれる木陰のお蔭で、体感温度がに2~3度は確実に違います。見た目も涼しげなので、気持ち的にも涼しく感じますね。(私自身、本業のクライアントとの会議で毎週ここに来るのですが、体感温度の違いを肌で感じています。)

そして景観という観点からもメリットが沢山。街を美しくして、グレードアップしてくれています。(地価や賃料にも影響すると思います。)そして秋には、こんな感じに衣替えをします。これを見て幸せにならない人はいないと思います。東南アジアの知人によると、このような紅葉は自国ではないため、日本の効用を見ると非常に感動するそうです。そうすると、都内の街路樹も立派な観光資源、都市財産になる、と言えるのではないでしょうか。とすれば、その資源を育成して生かすのは我々にとって大きなメリットとなります。(↓ 桜田通り沿い・神谷町~虎ノ門にかけての街路樹)

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2020年の五輪に向けて、そして本当の意味で豊かな国際都市「東京」を目指すためにも、暑さ対策のための街路樹の整備、そして都市景観の大切さについてもっと本気で考えてみる時代に差し掛かっていると私は思っています。【Part2へ続く】

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