外国のように、街路樹のある住宅街がもっと増えるといいですね。(旧洗足田園都市)
東京は、世界的にも街路樹が少ない都市の一つだと思います。海外に良くあるのは、夏になると町を葉っぱで覆いつくすような大きな街路樹。たくさんの日陰を作ってくれ、人々に潤いを与えてくれます。また車と人の間を遮る役割も。
日本だと、大きな幹線道路に街路樹があっても、住宅街となると殆ど無し。また大きな道路も、木の枝を切りすぎて殆ど裸の状態だったりもします。
都内の住宅街で街路樹がある地区ですと、大田区田園調布や世田谷区成城・深沢の一部、中町(等々力)の一部、板橋区ときわ台の一部などが有名ですが、目黒線洗足駅から徒歩数分から現れる、品川区旗の台6、小山・荏原の一部に跨る「旧洗足田園都市」(田園調布の原型となった地区)の辺りもかなりのものです。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B4%97%E8%B6%B3%E7%94%B0%E5%9C%92%E9%83%BD%E5%B8%82
http://xwin2.typepad.jp/xwin2weblog/2010/02/senzokudenyentoshi_1st.html
下記は品川区小山と旗の台6辺り…外国でも通用しそうな雰囲気ですよね。車道と歩道が分かれており、落ち着いた風情です。
この写真は旗の台6辺りです。少しですが、ガーデンシティとして有名で、景観が美しいシンガポールのような雰囲気さえ漂います。多様な色彩がごっちゃになっているのは日本的ですが(談)。
下記は大岡山にある東工大キャンパス内の整然とした銀杏並木。北米によく見られる「グリーンライン」があって、芝生がきちんと植えられています。正直言うと、日本の住宅街もこんな感じであって欲しいなと思います。
因みに下記は東急大井町線・目黒線大岡山駅の駅舎。上階には病院が入っています。
田園調布や成城ばかりがfeatureされますが、侮れないエリが結構あたりするのが東京です。しかし最近はまとまった土地がどんどん区分けされてしまい、そのクオリティが低下され続けているのが懸念材料ですね。